チャートの並びから今後買いなのか売りなのかを見ていくものです。
絶対にこのチャートの並びが出たからと言っても100%的中するというものではないですよね。
不規則な事態だったり、突発的な好材料や相場が悲観ムードだったりすることで大口の仕手の影響などから全然関係ない動きを見せたりもします。
しかし、チャートと言うのはこれまでに何度も何度も同じような兆候が見られていき、その度にある程度流れに沿っていくものです。
勢いに任せて売って買ってを繰り返していたらただの養分にされてしまうだけです。
チャートの並びの種類はかなりの数に上るので大変かもしれませんが、麻雀やトランプなどのポーカーの役のように覚えておくだけでいいのです。
何度も何度も見直して覚えるようにしましょう。
買いタイミング
代表的な買いシグナルとも言えるチャートのならびについて説明していきます。
名称 | 足の説明 |
赤三兵![]() |
陽線が3本並んで、株価が3日続いて伸となっているチャートです。長い期間下げ続けた相場で赤三兵が突如出現したら買いタイミングです。
ヒゲが無いほうがより期待大です。 |
ゴールデンクロス ![]() |
短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けることをゴールデンクロスといいます。非常に有名な買いタイミングであり、長期で上昇傾向が続く可能性が高いです。 |
逆三尊![]() |
ヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトムとも呼ばれて1回目と3回目の安値を肩(ショルダー)に見立て、2回目の底値を頭に置くという意味です。3つの谷と2つの山で掲載競れます。 |
三角保ち合い上放れ![]() |
三角保ち合いとは、三角形に徐々に収束していくチャートのことで、収束された後は上下どちらかに大きく動くことが多い。下に行くこともあります。 |
捨て子線![]() |
十字線は相場の転換を意味します。捨て子線とは、下落した翌日に、十字線が出現したチャートのことをいい、十字線から相場の転換を示すサインであり、安値圏で出現すると反転上昇の可能性へと期待がもてます。 |
ダブルボトム![]() |
非常に有名な買いシグナルの1つで、下降トレンド中に底値圏で出現することで相場の底を示すと言われています。ネックラインを超えれば上昇トレンドの可能性が高いです。 |
三空叩き込み![]() |
三空叩き込みとは、3日連続で窓を開けて下落しているチャートのことで、この時は売りが先行して止まらない状況ですが、さすがに下がりすぎと言うことで買いタイミングとなります。売りが先行していますが、リバウンドも大きいと判断できます。 |
なべ底![]() |
3ヶ月ほどの長期のもみ合いにて、下値を切り上げるなべ型の転換です。ただし底値圏を上下するので、上放れを確認してからが買いです。1~3ヶ月位ゆっくり上昇することが多いです。 |
売りタイミング
代表的な売りシグナルとも言えるチャートの並びを紹介していきます。
名称 | 足の説明 |
ダブルトップ![]() |
ダブルトップとは天井圏で出現しやすい形で相場の天井を示しており売りが入るチャートのパターンと言えます。 |
デッドクロス![]() |
短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜けることをデッドクロスであり、長期わたって売りシグナルになることが予想できます。 |
三尊![]() |
三尊とは、3つの天井をつけて3回上げ目線にチャレンジするも出来なかったということで三尊が出現すると下落トレンドとなります。また、2つ目の天井が一番高くなることをヘッドアンドショルダーとも言い2つめが一番高くなると大幅下落が予想されます。 |
三羽ガラス![]() |
三羽ガラスとは、陰線が3本並んで、3日続落となっているチャートであり、この場合損切りやショートによって大幅な下落となりうるサインでもあります。 |
首吊り線![]() |
物騒な名前ではありますが、まさに名前の通りにここで買うとまさに大負けとなってしまうほどのインパクトを残します。決して買わないようにしましょう。 |
三空踏み上げ![]() |
上昇して三回連続で空(窓)を開けた形は転換を表します |
化け線![]() |
下落相場で突如大きな陽線が出現したチャートのことでこれから市場が上向き傾向にあるように思いますが、一部の仕手や一発逆転を狙って相場を無理やり動かした傾向があるので注意です。その後に一気に売りが入る可能性があります。 |
まとめ
チャートを見て売るか買うかを決めようと思ったらやはりこれまでの傾向などから予測をする事が出来ます。
100%の的中率ではありません。100%ではないですが、参考にすることは出来ると思います。
相場と言うのは多くのトレーダーがいてその中でチャートを見ながら判断するわけです。
他にも色々なチャートのシグナルと言うのは出ているかもしれませんが、まずは有名なものから判断をしましょう。
もちろんチャートだけではなくて世界情勢のニュースや運営元からの情報など様々なものが複雑に混ざり合って投資の世界は成り立っています。
様々な情報加味した上で買うのか?売るのか?を判断をすることが大事です。
仮想通貨はボラティリティが大きいのでデイトレーダーの腕が試される場所でもあります。
基本中の基本だけでも覚えておく必要があります。